出身は何処ですか?

ブルース ビーチ

2006年03月18日 18:57

出身は何処ですか?

と尋ねられて

沖縄ですよ

と答えると


反応は
沖縄かぁ~いいねぇ~


と言われる

県外にいると
度々、遭遇する フレーズ

意外に、うれしかったりする 僕がいる!

でも

健康にいい

とか

人がいい

とか

海がいい

とか

いろんな

いいイメージがあるんだな~

と思うけど


でも、一番すごいのは

戦という時代や

その他の荒はてた時代



つよく


生き抜いてきた




たちがいる

ということだろう

あっ!

でもそれは沖縄に限った事ではないね


でも、間違いなくその強さはこの島のアイデンティティー

の一つとしてあるわけで

などとー

何気なく思うお年頃で・・・。

そんなことを、度々思うようになった

つまりのところ

海がきれいとか

アロエが体にいいとか

マンゴーが甘いとか

沖縄そばがうまいとか

僕達は結局のところ

大きな手の上に





という時に


あるだけで






という時間に生み落とされたわけでー



それに、ただ あやかっているだけ


なのではと思うのだ


例えば


沖縄のはるさーたーが

みんな同等の価値観だったとすると

みんな、もうけるために

もうけられる物を作り出したら

僕たちの食卓のテーブルの上に

何が残るだろうか

例えば、

沖縄のマンゴーは時期になると高値をつける

それを狙って沖縄のはるさーたーが

みんなマンゴーをつくりだしたらどうなるだろう

ぱぱいやーも僕たちがよく口にする野菜としての青パパイヤ。

ちゃんぷるーや和え物にしてよく見かけるけど

実際は野菜としてのパパイヤより

果物、フルーツのパパイヤの方が高い価値がある

つまり、もうかる

でも、それなりに生産がむずかしくコストもかかる

けれど果物パパイヤ、それをうちなーのはるさーの多くがやりだしたら・・・?


多くの人がそうだけど,


それぞれ、価値観がちがう


 この価値観の違い


はあたりまえのこと


だからこそ 私たちはお互い様々な相反する価値観を

認め合わなければならないようにできているんだと

いつもながら ふと思い

気づいた。




そう考えると、イスラエルやパレスチナ等の問題も

お互いに理解できるのではないだろうか

例えが、でかすぎるね?
なんか、話しがずれてるね?


その他にも、宗教 人種 民族 等など 色々ある

だから、戦争を実際に見た人は


生きる

という意味の価値を知っていて

いや、知っているんじゃないな


感じていたはずだ


生きるということを体で感じていて

どうすればいいか行動したはずだ

良い事にしろ悪い事にしろ

生きるために必死だったはずだ


水をもとめ

食をもとめ

住をもとめ衣をもとめ

生きるために知恵をだした


島の人たちは

不便さ故に知恵をだしあい

生きる知恵をみいだした

ところが今はどうだろうか?

それに匹敵するくらいの知恵があるんだろうか?

大きなシステム

大きな資本

大きな力

まぎれもなく

この島の先人たちはそれらにたよらず

生きてきた時があった


僕は



その力の上にいるだけにすぎない


なーんて

えらそうなことを言っても

これは、ただ単に

僕に

知恵が無いだけなのかもしれない

でも、僕は本当の意味で生きている


いえるのだろうか?

等と自問自答したりする

あぁ~ おれって くらい人間 かも

見上げる空から
雨が振り出した土曜の午後

もうそろそろ、梅雨の時期かぁ~?



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ブルースビーチ