政治情勢
まず、先日亡くなられた、永岡議員にご冥福と心からのお悔やみを申しあげたい。
時として、政治情勢は動くものだ。
私の今までの政治認識が正しければ、それが必然的な流れであると理解する。
しかしながら、今回ばかりは、いやこの小泉内閣に至っては度が過ぎる。
一人の尊い命まで落とさしてしまうのだから。その原因は定かでないのでなんともいえないが。
おおよそのことは、容易に検討がつく。
郵政民営化の是非をめぐっての原因では?と、報道されているが。
まちがいなく、この時代の政局の流れの被害者であるといえる。
この政局の流れで苦悩しているのは彼だけではないだろう。
国民はこの現実をどう受け止めるのだろうか?マスコミはどう伝えるのか?
賛成票を投じたから?派閥からの圧力?政治信念との葛藤?過労?
どちらにしても、死を考えるまでのことだろうか?
まじめな人ほど、その暗示にかかりやすいということか。
勝手ながら私は彼の残された家族が心配だ。
御遺族の方々のお気持ちを察するに耐えがたい気持ちがこみ上げてくる。
これが、この国を良くしようとしていた男の生き様か?
2回落選して、当選ということで彼の強い信念を感じる。
彼は、誰もあざむいてはいないし、悪いこともしていない。なぜだ?
これが、構造改革の痛みというものになるのか?
8月
58日郵政法案のいや、この国の在り方が決まろうとしている。
私は、今、興味深い現実を目のあたりにしているのかもしれない。
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